スルメの由来
おつまみの定番、スルメ。お酒を飲むときだけでなく、お子さんも大好きなスルメですが、イカを干すとなぜスルメと呼ぶのでしょうか?
スルメを、結婚式の結納や、神社での御祈祷のお供え物として並んでいるのを見たことはありませんか?
日持ちがいいスルメは、「幸せが続く」という縁起物です。スルメは「寿留女」と書き、平安時代の朝廷への献上品でした。その「寿留女」からスルメと呼ぶようになったようです。
あたりめの由来
では「あたりめ」は何なのでしょうか?
スルメの「する」が、「お金を賭け事でする」に通じ、げんが悪いので「する」ではなく「あたり」に変え、「あたりめ」と呼ぶひとたちが出てきた、というのが由来だそうです。
つまり、スルメとあたりめは、同じものを指した名前ということになります。
では、「さきいか」は?
ちなみに、似たようなおつまみのさきいかはどうなのでしょうか?
スルメやあたりめは、イカを干す際に味はつけません。
対してさきいかは、味をつけてからあぶり焼きにし、引き伸ばして裂いたものです。
味をつける工程から、さきいかは、スルメやあたりめとは違うもののようです。
簡単アレンジ方法
炒めるだけでできるのに美味しいあたりめのアレンジです。
フライパンを熱し、バター、みじん切りにしたにんにくを入れます。
バターが全部溶けたらあたりめを入れます。バターを全体にからめるように混ぜながら炒めます。
ニンニクがこんがりしたら費火をとめます。
お皿に盛り、黒コショウか七味唐辛子をふればできあがりです。