イカの足は8本？残り2本は何？
イカと言えば10本の足があることで有名ですよね。
ですが、実際の腕は8本なのです。
では、残りの2本は何なのでしょうか？
残り2本は吸盤が先端に集中する触腕（しょくわん）と呼ばれる、イカの手の部分です。
触腕の先端は木の葉のような形をしており、伸び縮みするのが特徴です。
イカは触腕を伸ばして獲物を捕まえ、8本の足で抱え込んで捕食します。
強く引っ張られることでちぎれたりして触腕が無くなることもあり、必ずしも必要な部位というわけではありません。
タコってこういう生物です
タコとは、主に岩礁や砂地に生息する海洋生物の仲間で、複数の吸盤がついた8本の腕があります。
体のほとんどは筋肉で出来ているため、非常に狭い空間を通り、隙間をすり抜ける事ができます。
墨を墨汁嚢に蓄えており、危険を感じると括約筋を使って漏斗から黒い墨を吐き姿をくらまします。
外敵に襲われた際、捕らえられた腕を切り離して逃げることができ、その後、腕は再生します。
タコの脳には 5 億個のニューロンがあり、犬や 3 歳の子供と同じくらいの知能と言われています。
知ってた？心臓が3つある生物って何？
心臓が3つある生物はイカとタコです。
体内へ血液を送る心臓が一つ、鰓心臓（えらしんぞう）と呼ばれる心臓が二つあり、えらへ血液を送る心臓です。
なぜ心臓が3つあるかというと、天敵に襲われた時などに爆速で泳ぐために筋肉に多くの酸素を送らなければいけないからであり、イカやタコは最高で時速40kmで泳ぐことができます。
特にタコは血液中にヘモシアニンという成分が含まれており、酸素運搬能力に劣るため、長距離を高速で移動し続けることができないと言われています。
イカは漢字で書くと「烏賊」
イカは漢字で「烏賊」と書きますが、なぜこのような漢字が使われるか気になりますよね。
海の生き物であるはずのイカになぜ烏（からす）の文字が使われているのかは、中国の古書『南越志』に記されている故事が由来となっています。
死んだふりをして海面にぷかぷかと浮かんでいるイカを烏（カラス）がつつきに来ると、イカは突然腕を伸ばしてカラスを絡めとり、海中に引きずり込んでしまった、という話から「烏」を襲う「賊」という意味で「烏賊」という漢字が使われました。
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今回は思わず「へぇ」が飛び出す！イカの足は8本って本当？イカ＆タコのおもしろ雑学、というテーマでお伝えしてきました。
イカの足は8本で、残り2本は吸盤が先端に集中する触腕（しょくわん）と呼ばれる、イカの手の部分でした。イカは8本足で移動するのですね。
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